不良に復讐をしよう【2】
- 2015/10/31
- 14:36
(前回)
不良に復讐をしよう【2】
「ああ~、蓮たん、蓮たん」
祐介はオレの声を聞いてハァハァと欲情していた。
「じゃ、始めますか」
木戸はそう言うと、後ろにいた人間に手招きする。
「や、やめろ、触るな!」
オレの叫びも虚しく、周りの連中はオレの身体に
手をつけていった。
「まずは背丈をどうにかしよう」
木戸がオレの両肩を押さえると、
それだけでオレは縮んでいった。
木戸が腕を押すごとに目線が移動していく。
何がどうなっているんだ。
180センチをゆうに越していた身長が、
160センチにも満たない小さな身体へと
変えられてしまった。
背が低くなった分だけ、身体が横に膨らんでいる。
声が変わって背丈も変わったものの、
未だに現実を信じられない夢心地だ。
「別にいいよ、信じられなくても」
木戸はさっきまでとはうってかわり、
優しく言葉をかけてきた。
「でも見てごらん、君の身体を」
野郎どもがオレの腕の周りをしごくと
その動きに合わせて、どんどんオレの腕が細くなっていく。
「そうそう、その調子」
ケンカに備えて鍛えてきた腕が
筋肉を失い、女性のような細く
なめらかな腕へと変わっていく。
「やっぱりすげぇな、これ。 本当に身体が変わるんだから」
「見てみろよ、この腕。 もうむしゃぶりつきたいくらい綺麗だぜ?」
恐ろしい発言が聞こえる。
頭上でオレの身体をいじっている奴らは
弱っちいもやしたちなのに、恐ろしい存在に思えた。
「脚も細く、頼むよ」
木戸はメンバーに指示を出している。
腕をいじっていた奴らが、脚の周りをしごいていく。
「もう、やめろ、お前ら」
ドスをきかせた声のつもりだったが、
甲高い声のために、全然しまらなかった。
「あぁ可愛いな、れーんちゃん」
ぞくっ
何だよ、オレを女みたいに扱いやがって。
脚を見れば、脚線美ともいえる
スラリとした細さを保ち、太ももだけはむっちりとした
理想的な女の脚になっていた。
目眩がする……。
オレがオレでは、なくなっていく。
抵抗もできずに、男たちの手によって
女の身体に作り変えられてしまう……
誰かが腰に手を当てて、きゅっきゅとこねると、
腰にくびれができる。
きっと……グラビアアイドルよりも細く、
クラスの女子よりが見惚れる見事なくびれだろう。
「おおいいな、この腰。両手で掴んで、バックでヤりたいな」
「いいよ、いいよ」
「余った肉は、胸とお尻に寄せるんだよ」
「身長が大きかった分、余った肉が多いな」
「そうかー、それじゃあ全部、胸とお尻に集めちゃって」
「きっと3組の佳澄ちゃんより、巨乳になるよ」
「お尻は2組の祐実ちゃんよりも、エロくなるね」
……もうやめてくれ。
このままだと本当に取り返しがつかなくなる。
薬のせいか、身体の感覚はないが、
目に映る光景は耐えられるものじゃない。
「オレが悪かった! お前ら、許してくれ」
「いーやーだ」
オレの涙ながらの頼みも、即切り捨てられた。
「僕たちはもう、君を犯すことしか考えていないから」
胸に何人もの手が集まってきた。
筋トレでできた胸板も平らにされ、
胸に2つの膨らみをつくろうと、
身体の周りから肉を集めている。
胸にぷよっとした肉が寄せられる。
寄せられてきた両胸は徐々に丸く盛り上がっていった。
胸が盛り上がっていくほどに
大きく、ハリのある2つの膨らみが視界を妨げていった。
「乳首はどうするー?」
「そりゃ、ぷっくりとして、吸い付きたくなるような乳首にしてあげなきゃ」
誰かが胸の真ん中を摘むと、乳首ができた。
乳首ができると腰を持ち上げられて、
尻の周りをいじられる。
「Tバックが似合う安産型にしてあげようね」
そんなの嫌だ…。しかし、心の中の悲痛な叫びも
コイツらには届かない。
お尻の周りに肉が集まっていく。
「できたできた」
「男なのにホットパンツを履かせたくなる、だらしないケツですなぁ」
「学校のズボンを履いても、お尻が張り出して
きっとズボンの上からカタチがくっきりするよ」
「細マッチョだった蓮君も今ではすっかり、安産体型の美少女だ」
オレの首から下の身体が、今や中学生のように小さくて
か細い身体に変えられてしまった。
胸と尻は張り出しており、細い腰から
脚にかけての艶かしいラインは理想的な女の姿だった。
股間を除いて……。
木戸は一仕事終えたように伸びをすると、オレの顔を見る。
「そろそろ仕上げだ。 蓮君から、チンコをとっちゃいましょー」
タマヒュンどころの話じゃない。
「それだけは、それだけはやめてくれ」
「大丈夫、痛くないから」
「それに、まんこができれば、女の子の快感も感じれるんだよ?
生理も来るし中出しされれば妊娠もする」
「何だと!!?」
オレが、妊娠する……!?
「オイ、やめろ、やめて……やめてください」
身体がいまだにしびれで動かせず、
首だけを左右に振って抵抗の意を示す。
声は、女の子の声で……
「喘いでいるみたいでエロいよ、蓮たん。 ハァハァ……」
結果は祐介を発情させるだけだった。
そうしている間にも周りの男たちがオレの股を開かせる。
男たちに見られるのがなぜか恥ずかしいと思ってしまった。
木戸がオレの股間のソレに手を伸ばす。
イチモツの根元から握り、思い切り引っ張った。
「えいっ」
ブチッ!
え、そんな……
頭の中が真っ白になる。
イチモツがなくなってしまった。
しかし、痛くなかった。
「なくなったけど大丈夫」
「すぐにおまんこを作ってあげるから」
放心状態のオレをよそに
木戸はオレの股間をこねくり回していく。
バスト80以上の胸が邪魔でよく見えない。
ただ、イチモツのあった場所が平らにされ、
木戸の指がめり込んでいく感触があった。
オレの、オレの中に指が入っていく。
胸や尻のときは何も感じなかったのに、
指が入っていくときはなぜか温かさを感じていた。
木戸の指がオレの中で蟲のように蠢く。
オレは男なのに。
キモオタの木戸に指でいじられているだけなのに、
胸が切なくなっていく心地がした。
まるで女みたいに感じている……。
木戸の指が動くたびに頭がボーッとしていき
顔が火照っていく気がする。
……いい。
人生で味わったことのない快楽が心の底から
溢れて身体中を満たしていくようだ。
もっと、もっと……入れて欲しい。
しかし
「おまんこ出来た」
木戸の声とともに指が抜かれ、オレはふと我に返った。
上気していた心が冷めていく。
今、オレは何を考えていたんだ……。
顔を見上げれば、木戸がニヤニヤしていた。
「今、ヨガってたでしょ?」
見られていた。
オレが感じているのを、コイツは知っていた。
否定しなければ!
「……違う」
「おまんこは濡れてたよ?」
木戸は勝ち誇った顔をして、指を見せてきた。
その指は何かで濡れて、実験室の電灯の光を
テラテラと反射していた。
「これ、蓮の愛液」
「あ……あぁ……」
オレは女として感じるだけではなく、濡れてしまった。
その事実はオレの男としての誇りをつき崩した。
得意そうに木戸は口を開く。
「ほら、自分の愛液を舐めてみなよ」
オレの口に木戸の指が突っ込まれる。
指の濡れた部分に舌が触れると、しょっぱい味がした。
蓮は抵抗もせずに自然と指を咥えたことすら、
気付けないでいた。
「でも、指じゃ物足りないよね?」
そう言うと、奴はオレから千切ったイチモツを見せてきた。
「これを咥えたいだろう?」
(続く)
不良に復讐をしよう【2】
「ああ~、蓮たん、蓮たん」
祐介はオレの声を聞いてハァハァと欲情していた。
「じゃ、始めますか」
木戸はそう言うと、後ろにいた人間に手招きする。
「や、やめろ、触るな!」
オレの叫びも虚しく、周りの連中はオレの身体に
手をつけていった。
「まずは背丈をどうにかしよう」
木戸がオレの両肩を押さえると、
それだけでオレは縮んでいった。
木戸が腕を押すごとに目線が移動していく。
何がどうなっているんだ。
180センチをゆうに越していた身長が、
160センチにも満たない小さな身体へと
変えられてしまった。
背が低くなった分だけ、身体が横に膨らんでいる。
声が変わって背丈も変わったものの、
未だに現実を信じられない夢心地だ。
「別にいいよ、信じられなくても」
木戸はさっきまでとはうってかわり、
優しく言葉をかけてきた。
「でも見てごらん、君の身体を」
野郎どもがオレの腕の周りをしごくと
その動きに合わせて、どんどんオレの腕が細くなっていく。
「そうそう、その調子」
ケンカに備えて鍛えてきた腕が
筋肉を失い、女性のような細く
なめらかな腕へと変わっていく。
「やっぱりすげぇな、これ。 本当に身体が変わるんだから」
「見てみろよ、この腕。 もうむしゃぶりつきたいくらい綺麗だぜ?」
恐ろしい発言が聞こえる。
頭上でオレの身体をいじっている奴らは
弱っちいもやしたちなのに、恐ろしい存在に思えた。
「脚も細く、頼むよ」
木戸はメンバーに指示を出している。
腕をいじっていた奴らが、脚の周りをしごいていく。
「もう、やめろ、お前ら」
ドスをきかせた声のつもりだったが、
甲高い声のために、全然しまらなかった。
「あぁ可愛いな、れーんちゃん」
ぞくっ
何だよ、オレを女みたいに扱いやがって。
脚を見れば、脚線美ともいえる
スラリとした細さを保ち、太ももだけはむっちりとした
理想的な女の脚になっていた。
目眩がする……。
オレがオレでは、なくなっていく。
抵抗もできずに、男たちの手によって
女の身体に作り変えられてしまう……
誰かが腰に手を当てて、きゅっきゅとこねると、
腰にくびれができる。
きっと……グラビアアイドルよりも細く、
クラスの女子よりが見惚れる見事なくびれだろう。
「おおいいな、この腰。両手で掴んで、バックでヤりたいな」
「いいよ、いいよ」
「余った肉は、胸とお尻に寄せるんだよ」
「身長が大きかった分、余った肉が多いな」
「そうかー、それじゃあ全部、胸とお尻に集めちゃって」
「きっと3組の佳澄ちゃんより、巨乳になるよ」
「お尻は2組の祐実ちゃんよりも、エロくなるね」
……もうやめてくれ。
このままだと本当に取り返しがつかなくなる。
薬のせいか、身体の感覚はないが、
目に映る光景は耐えられるものじゃない。
「オレが悪かった! お前ら、許してくれ」
「いーやーだ」
オレの涙ながらの頼みも、即切り捨てられた。
「僕たちはもう、君を犯すことしか考えていないから」
胸に何人もの手が集まってきた。
筋トレでできた胸板も平らにされ、
胸に2つの膨らみをつくろうと、
身体の周りから肉を集めている。
胸にぷよっとした肉が寄せられる。
寄せられてきた両胸は徐々に丸く盛り上がっていった。
胸が盛り上がっていくほどに
大きく、ハリのある2つの膨らみが視界を妨げていった。
「乳首はどうするー?」
「そりゃ、ぷっくりとして、吸い付きたくなるような乳首にしてあげなきゃ」
誰かが胸の真ん中を摘むと、乳首ができた。
乳首ができると腰を持ち上げられて、
尻の周りをいじられる。
「Tバックが似合う安産型にしてあげようね」
そんなの嫌だ…。しかし、心の中の悲痛な叫びも
コイツらには届かない。
お尻の周りに肉が集まっていく。
「できたできた」
「男なのにホットパンツを履かせたくなる、だらしないケツですなぁ」
「学校のズボンを履いても、お尻が張り出して
きっとズボンの上からカタチがくっきりするよ」
「細マッチョだった蓮君も今ではすっかり、安産体型の美少女だ」
オレの首から下の身体が、今や中学生のように小さくて
か細い身体に変えられてしまった。
胸と尻は張り出しており、細い腰から
脚にかけての艶かしいラインは理想的な女の姿だった。
股間を除いて……。
木戸は一仕事終えたように伸びをすると、オレの顔を見る。
「そろそろ仕上げだ。 蓮君から、チンコをとっちゃいましょー」
タマヒュンどころの話じゃない。
「それだけは、それだけはやめてくれ」
「大丈夫、痛くないから」
「それに、まんこができれば、女の子の快感も感じれるんだよ?
生理も来るし中出しされれば妊娠もする」
「何だと!!?」
オレが、妊娠する……!?
「オイ、やめろ、やめて……やめてください」
身体がいまだにしびれで動かせず、
首だけを左右に振って抵抗の意を示す。
声は、女の子の声で……
「喘いでいるみたいでエロいよ、蓮たん。 ハァハァ……」
結果は祐介を発情させるだけだった。
そうしている間にも周りの男たちがオレの股を開かせる。
男たちに見られるのがなぜか恥ずかしいと思ってしまった。
木戸がオレの股間のソレに手を伸ばす。
イチモツの根元から握り、思い切り引っ張った。
「えいっ」
ブチッ!
え、そんな……
頭の中が真っ白になる。
イチモツがなくなってしまった。
しかし、痛くなかった。
「なくなったけど大丈夫」
「すぐにおまんこを作ってあげるから」
放心状態のオレをよそに
木戸はオレの股間をこねくり回していく。
バスト80以上の胸が邪魔でよく見えない。
ただ、イチモツのあった場所が平らにされ、
木戸の指がめり込んでいく感触があった。
オレの、オレの中に指が入っていく。
胸や尻のときは何も感じなかったのに、
指が入っていくときはなぜか温かさを感じていた。
木戸の指がオレの中で蟲のように蠢く。
オレは男なのに。
キモオタの木戸に指でいじられているだけなのに、
胸が切なくなっていく心地がした。
まるで女みたいに感じている……。
木戸の指が動くたびに頭がボーッとしていき
顔が火照っていく気がする。
……いい。
人生で味わったことのない快楽が心の底から
溢れて身体中を満たしていくようだ。
もっと、もっと……入れて欲しい。
しかし
「おまんこ出来た」
木戸の声とともに指が抜かれ、オレはふと我に返った。
上気していた心が冷めていく。
今、オレは何を考えていたんだ……。
顔を見上げれば、木戸がニヤニヤしていた。
「今、ヨガってたでしょ?」
見られていた。
オレが感じているのを、コイツは知っていた。
否定しなければ!
「……違う」
「おまんこは濡れてたよ?」
木戸は勝ち誇った顔をして、指を見せてきた。
その指は何かで濡れて、実験室の電灯の光を
テラテラと反射していた。
「これ、蓮の愛液」
「あ……あぁ……」
オレは女として感じるだけではなく、濡れてしまった。
その事実はオレの男としての誇りをつき崩した。
得意そうに木戸は口を開く。
「ほら、自分の愛液を舐めてみなよ」
オレの口に木戸の指が突っ込まれる。
指の濡れた部分に舌が触れると、しょっぱい味がした。
蓮は抵抗もせずに自然と指を咥えたことすら、
気付けないでいた。
「でも、指じゃ物足りないよね?」
そう言うと、奴はオレから千切ったイチモツを見せてきた。
「これを咥えたいだろう?」
(続く)